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伊藤塾シリーズ

自由の契約法理論

法哲学叢書 9

自由の契約法理論

山田 八千子

ジャンル 法律 > 民法 > 民法一般
法律 > 法哲学 > ●法哲学叢書
判型・ページ数 A5 上製 328ページ
定価 本体3,500円+税
発行日 2008年06月刊
ISBN 978-4-335-30090-5
Cコード 3332
在庫 在庫あり

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内容説明

●<自由>を基礎とした契約法理論の構築をめざす!

古典的な契約法理論が前提としている人間像が大きく揺らいでいるなか、市場経済の契約法理論との関係を明らかにする果敢な試み。現代正義論としての自由主義の立場から、契約法理論の前提、基本原理あるいは法実践を問い直します。契約法がめざす目的は、自由が最も重要であることを、広範な帰結主義的アプローチを用いて解き明かしていきます。
 法哲学のみならず、民法を初めとした実定法や隣接社会科学の領域にも貴重な示唆を与える1冊です。

目次

 序章 
1 自由論と市場経済
 1章 人間像
  1 人間像の意義
  2 自由論と人間像
 2章 市場経済と市場倫理
  1 市場経済の意義
  2 市場倫理の意義
  3 市場倫理を構成するもの

2 市場経済と契約法理論
 3章 自由と強制
  1 契約の自由と強制
  2 契約自由の二面性
 4章 自由と自律
  1 契約当事者の自律性
  2 自律性と環境支援
  3 自意識の意義
  4 交渉力・市場倫理・法制度
 5章 公正な分配と自由
  1 契約法・分配的正義・交換的正義
  2 A・クロンマンの「契約法と分配的正義論」
  3 H・コリンズの「契約法と分配的正義論」
 6章 法文化における契約自由
  1 日本の法文化の独自性と契約法
  2 日本における市場倫理の生成
  3 現代型取引における「合理的信頼」

3 契約法理論から法概念論へ
 7章 市場をめぐる法システムへの視座
  1 単一中心的な法秩序と分散的な法秩序
  2 私法の垂直的/水平的次元
  3 市場における行為指針としての契約法の特徴
 8章 市場の法的問題と法的思考
  1 法的推論の性質
  2 言語と法実践
  3 法実践における根元的規約主義の意義
  4 根元的規約主義の問題点と行方
  5 法概念論から契約法理論へ
【参考文献/人名・事項索引】