社会人類学年報VOL-35 2009

伝統ある社会人類学唯一の専門誌。

著者 東京都立大学・首都大学東京社会人類学会
出版年月日 2009/12/15
ISBN 978-4-335-51065-6
Cコード 1036
判型・ページ数 A5 上製 ・ 192ページ
定価 4,070円(本体3,700円+税)
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内容紹介
目次

  

伊藤 眞
[弔辞]大塚和夫さんを悼む

坂井信三
歴史の叙述と社会の記述
――社会人類学における歴史的人格の位置づけをめぐって――

高橋絵里香
福祉<社会>と人類学
――二〇世紀福祉思想にみるホリズム――

熊田陽子
性労働者の「人格」再考
――東京都市部の性風俗店における参与観察調査に基づいて――

小野澤正樹
[人と学問]綾部恒雄
――新分野発見と体系化追求の人生――

市野澤潤平
インド洋津波と風評被害
――タイ南部プーケットにおける観光客の減少と在住日本人――

市川 哲
移住経験から見るサブ・エスニシティの説明方法
――パプアニューギニア華人を事例として――

池田昭光
レバノンにおける「宗教」の実践と「宗派」の語り
――ベカー県の事例から――

横田 浩一
[研究動向]中国民俗宗教の表象とその社会的影響をめぐる研究動向

安井眞奈美
[書評]荻野美穂『「家族計画」への道――近代日本の生殖をめぐる政治』

石川浩之
[書評]笠原政治『<池間民族>考――ある沖縄の島びとたちが描く文化の自画像をめぐって
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