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伊藤塾シリーズ

法学入門

法律学講座双書

法学入門

三ケ月 章

ジャンル 法律 > 法律一般 > 法学入門
判型・ページ数 A5 上製 320ページ
定価 本体2,240円+税
発行日 1982年03月刊
ISBN 978-4-335-30029-5
Cコード 1332
在庫 在庫あり

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内容説明

民事法学の重鎮が、東京大学での教育実践をもとに、手続法学者としての視点を生かしつつ書き下した従来の型を超えた入門書。
 法のプロフェッショナルになることの意義、いかにして法に親しみつつ学ぶかを情熱をこめ語りかける名著。

目次

法学をこれから学ぼうと志す人達に

第一講 「人間」の規範としての法
   一 法(法律)と法則の類似点と相違点
   二 人間的規範としての法
   三 法の目的─社会における秩序の維持と調和の実現
   四 強制規範としての法─法と権力の結び付き
   五 法の理念としての正義─その特徴
   六 法と人間との絡まり合い─法の光と影
   七 法の理念の実現の工夫─法と裁判の関連
   八 法の歴史と裁判の歴史と法律家の歴史
   九 法の西欧的理解とその限界

第二講 文化的現象としての法─西欧法の世界支配
   一 法文化の類型的差異
   二 西欧の法と東洋の法の類型的差異
   三 世界の一体化と西欧法による世界支配の実現

第三講 日本と西欧法の出合い(1)─総論的考察
   一 日本がなし遂げてきたことの点検
   二 現在の日本の法律生活の点検
   三 100年前の状況の回顧
   四 西欧法移植の文化史的意義
   五 西欧法移植の動機
   六 法継受の手段的性格
   七 外国人への依存
   八 日本における西欧法移植の過程にみられる諸特徴

第四講 日本と西欧法の出合い(2)─各論的考察
   一 各論的考察の意図
   二 日本における西欧法移植の過程の具体的点検(その一)
      ─草創期におけるフランス法の模倣の実相
   三 日本における西欧法移植の過程の具体的点検(その二)
      ─ドイツ法への転回とその定着の実相
   四 日本における西欧法移植の過程の具体的点検(その三)
      ─アメリカ法の権力的導入の実相

第五講 法の担い手
   一 法生活における人間的側面の重要性
      ─西欧法と東洋法の基本的差異
   二 プロフェッションとしての法律家
   三 法律家に対する社会的評価の消長
   四 法律家の社会的責任
   五 西欧法継受の一環としての法律家の創設
   六 法律家のあるべき姿(その一)
      ─人間の歴史における法律家の戦いとの関連
   七 法律家のあるべき姿(その二)─英米における法律家の理想像
   八 法律家のあるべき姿(その三)─ドイツにおける法律家の理想像
   九 法律家のあるべき姿を目指しての教育上の配慮
      ─リーガル・マインドとは何か

第六講 法の担い手の養成─法学教育
   一 法学教育の原点
   二 法学教育の原初形態としての徒弟制度
   三 近代的法学教育の誕生(その一)─フランスの法学教育
   四 近代的法学教育の誕生(その二)─ドイツの法学教育
   五 近代的法学教育の誕生(その三)─アメリカの法学教育
   六 わが国における法学教育の定礎と変容
   七 わが国の法学教育の戦後における変貌
   八 法学教育と国家試験制度の連関─日本での問題点

第七講 近代法の系譜および形態
   一 第一次規範と第二次規範
   二 近代法の系譜
   三 人間社会の複合的構造と法の多様性
   四 法の存在形態
   五 法源

第八講 近代法の諸様相
   一 法の分類
   二 公法と私法
   三 行政法と司法法
   四 実体法と手続法
   五 民事法と刑事法
   六 財産法と身分法
   七 市民法と社会法
   八 国内法と国際法

第九講 法学の諸分野とその履修
   一 実定法学と基礎法学
   二 実定法学─その課題・対象・方法
   三 実定法学の履修
   四 実定法科目の試験
   五 基礎法学の諸分野とその課題
   六 基礎法学諸科目の履修
   七 ガイダンスとしての意義をもつ諸科目
   八 法学諸科目の講義の提供の順序
  付 法学と隣接する学問の諸分野
   一 隣接諸科学の学習の必要性
   二 政治学と法学の関連
   三 経済学と法学の関連
   四 人文科学と法学の関連
   五 自然科学と法学の関連

第十講 日本法・日本法学の今後の課題
   一 現状の点検・再説
   二 日本の法律制度および法学の特異性─一つの総括
   三 世界の法の新しい展開─舞台はめぐる
   四 西欧法の学習の第二段階の開始
   五 若い世代への期待

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