高地ビルマの政治体系

民族誌の頂点を極めた不朽の名著

著者 E.R.リーチ
関本 照夫
出版年月日 1995/03/30
ISBN 978-4-335-05113-5
Cコード 3339
判型・ページ数 A5 上製 ・ 408ページ
定価 6,380円(本体5,800円+税)
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内容紹介
目次
特定の構造がいかにして幾つもの異なった文化的装いをとりうるのか、また、異なった構造がいかにして同じ文化象徴によって表されうるのか。この問を通じて、社会変動の基礎的メカニズムを鮮やかに分析した古典的名著。
序言(レイモンド・ファース)
  1964年版への序論
  謝辞

第一部 問題の所在と背景
 第一章 序論
 第二章 カチン社会の生態
 第三章 シャン、カチン両範疇とその下位区分

第二部 カチン・グムサ社会の構造
 第四章 パラン─不安定なカチン・グムサ型地域社会
 第五章 カチン・グムサ社会の構造的諸範疇
    1 序論
    2 地域的区分に関わる諸概念
    3 人の集合体に関わる諸概念
    4 姻戚関係とインセストの諸概念
    5 財産と所有の諸概念
    6 位階と階級の諸概念
    7 超自然の諸概念
    8 権威の諸概念─政治的、宗教的役職

第三部 構造的変異
 第六章 グムラオとグムサ
 第七章 グムサとシャン
 第八章 カチンの歴史からの証拠
 第九章 神話による派閥と社会変動の正当化
 第十章 結論

 補 遺
    1 言語変化の実例
    2 パラン村における抗争の公式記録
    3 カチン族の「奴隷制」の特質
    4 ジンポー語親族名称
    5 カチン山地内シャン族及びカチン族の推定人口
    6 降雨─インチ単位年間降雨量
    7 著者の経歴についての覚え書き

 解説(関本 照夫)
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 索引
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