資源人類学 第2巻[オンデマンド版]

資源化する文化

〈人類学〉の新たな挑戦!

著者 山下 晋司 責任編集
出版年月日 2014/03/30
ISBN 978-4-335-56122-1
Cコード 3336
判型・ページ数 A5 並製 ・ 338ページ
定価 6,600円(本体6,000円+税)
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内容紹介
目次

文化を無意識の慣習ではなく、意識的に操作され、資源として何らかの目的のために利用されるものとして捉え、社会的・政治的・経済的なコンテクストにおいて資源化する文化の動態を理論的・民族誌的に解明する。

(初版1刷:2007年12月15日)

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序―資源化する文化(山下晋司)

I 文化資源研究への視角
  文化資源学の構想と課題(佐藤健二)
  文化資源使用法
  ―植民地マダガスカルにおける「文化」の「資源化」(森山 工)
  文化資源の開放系の領域について
  ―ロシア・南シベリアにおける二言語教育と公共問題(渡邊日日)

II 先住民の文化実践から
  文化を資源化する意味付与の実践
  ―フィリピン先住民イフガオの村における植林運動と自己表象(清水 展)
  資源としての知識、資源化される伝統
  ―ネパール、ビャンスのメイファルをめぐって(名和克郎)
  アボリジニ美術の変貌
  ―文化資源をめぐる相互構築(窪田幸子)
  ローカルかつグローバルな資源へ、過去遡及かつ未来志向の資源へ
  ―北欧の先住民族サーミ人による文化の管理と表現の試み(葛野浩昭)

III 現代日本における実践から
  現代日本の文化政策とその政治資源化
  ―「ふるさと資源」化とフォークロリズム(岩本通弥)
  里山の資源化
  ―京都府美山町の観光実践より(堂下 恵)
  葬儀サービスのイノベーション
  ―現代日本の葬儀産業による文化資源の利用(田中大介)
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