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読書空間の近代[オンデマンド版]方法としての柳田国男

読書空間の近代[オンデマンド版]

佐藤 健二

ジャンル 人文・社会 > 民俗学
人文・社会 > 社会学 > 現代社会論・日本社会論
人文・社会 > 社会学 > 歴史社会学
オンデマンド > 人文・社会
判型・ページ数 4-6 並製 330ページ
定価 本体3,300円+税
発行日 2014年03月刊
ISBN 978-4-335-55158-1
Cコード 1036
在庫 オンデマンド制作

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内容説明

柳田国男、M.エンデ、書物の思想史を縦横に論じる

柳田国男の〈知〉は、どのように日本近代と対峙したかを、方法論としての特質を論じることによって明らかにする。
従来の「評伝」型の思想批判を離れ、M.フーコーの問題設定をもって柳田の〈近代〉を解読した歴史社会学者の知の冒険。

(初版2刷:1993年3月30日)

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目次

方法への回帰─柳田国男の老い(プロローグ)
「近代」の意識化─遡及する方法の課題として(第1章)
   1 内省の歴史認識と時代の拘束
   2 固有の「意味」空間─対抗力の磁場
   3 支配的「構造=様式」の発見─「自明性」再考
   4 「反政治史」の意味─概念のなかの制度
   5 身体性の政治・日常性の政治─権力の感覚
   6 「排除」と構造=様式の自存
   7 重層的構造構成の選択
   8 社会意識論と社会史の「理論的対象」
敗戦の解明─柳田国男の日本近代(第2章)
   1 敗戦の発見と「解説」への疑問
   2 ことばの「近代」─近代日本語の抑圧
   3 ものとひととの多次元的な連関─内省の旅
「読書童子」の宇宙─書物倉のトポロジー(第3章)
   1 書物の集積─方法の「産屋」
   2 引用関係と感覚の中心─読者の発見
   3 索引の思想─読むことの遠近法
   4 無文字の位相─声の発見
   5 犯罪調書を読む─規範と権力
   6 書物の政治─読者の批判力
遍歴する読者たち─『はてしない物語』のしくみ(第4章)
メディアの近代─グーテンベルクの銀河系とともに(第5章)
   1 声からの「個人自由」とラングの変容
   2 工業化された文字─速度とランダム・アクセス
   3 主体たちの光と影─真理と孤独
   4 書物の近代とともに─柳田国男の民俗調査論
読者の批判力─「常民」論再読(第6章)
   1 「実体概念」という不可解な病い
   2 「文化概念」における実体化
   3 「認識論的な課題」と読者の批判力
そしてわれわれのもとに─限界芸術としての読書(エピローグ)
 あとがき