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伊藤塾シリーズ

労働市場における労働者派遣法の現代的役割

内容説明

●労働者派遣法に求められる役割とは何か

 急激な少子高齢化を迎えている日本で、将来に向けて労働者派遣制度をどのように再構築するかは、立法政策として待ったなしの最重要課題であり、本法は2015年にも大幅な改正が行われました。
 本書は、日本の現状を法的視点から再整理し、従来の、直接雇用を重視する観点から伝統的に常用代替の防止を中核としていた規制を見直し、個々の派遣労働者の労働条件に応じた規制展開の必要性を説いています。また、外国法(オランダ法・ドイツ法)との比較を通して、本制度の普遍的要素と固有要素を明らかにした上で、今後求められる労働者派遣制度のあり方を提言します。

目次

第1章 問題状況と検討の視角
 第1節 問題の所在
 第2節 前提的考察
第2章 日本の問題状況
 序 説
 第1節 派遣法制定以前の状況
 第2節 労働者派遣制度の変遷
 第3節 労働者派遣の位置づけ
 第4節 派遣労働者の雇用保障をめぐる問題
 第5節 派遣労働条件の水準等に関する法規制
 第6節 集団的労働法上の問題
 第7節 小括――日本法の特徴
第3章 国際的動向
 第1節 統計資料
 第2節 アメリカ
 第3節 EU諸国
第4章 オランダにおける問題状況
 序 説
 第1節 規制の沿革
 第2節 現行法の規制内容――解雇・有期労働法制等
 第3節 現行法の規制内容――労働者派遣
 第4節 小括――オランダ法の特徴
第5章 ドイツにおける問題状況
 序 説
 第1節 解雇・有期労働法制
 第2節 労働者派遣制度の沿革と特徴
 第3節 現行法の規制内容
 第4節 小括――ドイツ法の特徴
第6章 労働市場における労働者派遣法の現代的役割
 第1節 分析結果
 第2節 日本法への示唆
 おわりに
〔事項索引・判例等索引〕