新刊

近刊

シリーズ一覧

オンデマンド

事典

伊藤塾シリーズ

新刊

アメリカ代理法 <第2版>

アメリカ法ベーシックス 7

内容説明

超高齢化社会に対応するためのヒントがここにある!


 日本でもフリーエージェントという言葉はよく耳にするようになっていますが、アメリカ代理法のカバーする領域は、エージェントとは通常呼ばれないような人にまで及んでいます。
 本書は、労働法と会社法の礎であることからビジネスにおける法的な基礎であり、さらに生活関係のすべてに関わっているアメリカ代理法の全体像を多様な事例をもとに初めて明示します。
 アメリカの代理法第三次リステイトメントを反映させるとともに、「持続的代理権」についての章を新設。欠陥だらけのわが国の成年後見制度を根本から見直すために、必読の一冊。

目次

はじめに
  Ⅰ フリー・エージェント
  Ⅱ あなたも私もエージェント
第1章 アメリカ代理法のイメージ
 第1節 はじめに
 第2節 本人のための代理制度―本人中心主義
  Ⅰ 1つの教室設例
  Ⅱ 隠れた本人・一部隠れた本人
  Ⅲ 代理制度の対象範囲と代理人の不法行為
 第3節 信認関係としての代理制度―フィデュシャリー(fiduciary)としての代理人
  Ⅰ 契約関係と異なる信認関係としての代理制度
  Ⅱ 代理人の信認制度
 第4節 本人とされるリスクと代理制度―支配には代理法の責任が伴う
  Ⅰ 擬制代理(constructive agency)の法理
  Ⅱ Cargill判決
 第5節 小括
第2章 代理関係
 第1節 代理法の今日的意義と法源
 第2節 代理関係の成立
  Ⅰ 現実の代理権(acutual authority)
  Ⅱ 現実の代理権に関する諸問題
  Ⅲ 外観法理による代理権(apparent authority)
  Ⅳ 禁反言による代理(agency by estoppel)
  Ⅴ 固有の代理権(inherent agency power)
  Ⅵ 代理権の追認(ratification)
 第3節 本人と代理人の能力
  Ⅰ 本人たりうる能力
  Ⅱ 持続的代理権(durable power attorney)
  Ⅲ 代理人の能力
 第4節 代理人の種類
  Ⅰ 包括的代理人・特別代理人
  Ⅱ 代理人の代理人・復代理人・共同代理人
 第5節 代理関係と他の関係との対比
  Ⅰ はじめに
  Ⅱ 代理関係と契約関係
  Ⅲ 代理の要件・効果と、それによる他の関係との区別
第3章 代理の対内関係
 第1節 代理人の本人に対する義務
  Ⅰ 注意義務
  Ⅱ 忠実義務(duty of loyalty)
  Ⅲ 信認義務と契約上の義務の関係
  Ⅳ 本人に認められる救済手段
 第2節 本人の代理人に対する義務
  Ⅰ 費用補償義務(duty to indemnify)
  Ⅱ 不法行為の被害者となった場合の代理人への義務
  Ⅲ 契約上の義務
第4章 代理の対外関係
 第1節 代理人が第三者に対し負う義務
 第2節 本人が第三者に対し負う義務
  Ⅰ 情報の帰属
  Ⅱ 契約上の義務
  Ⅲ 不法行為法上の義務
  Ⅳ 刑事責任
第5章 代理関係の終了
 第1節 代理関係の終了事由
  Ⅰ さまざまな終了事由
  Ⅱ 関係解消の自由
  Ⅲ 被用者の保護と代理関係の終了
 第2節 代理関係解消の効果
  Ⅰ 代理権の消滅
  Ⅱ 競業避止義務と守秘義務
第6章 持続的代理権―高齢社会に対処する代理法
 第1節 持続的代理権の意義
  Ⅰ 成年後見制度の問題点
  Ⅱ 持続的代理権の種類
 第2節 統一持続的代理権法
  Ⅰ 制定法による代理権の持続性付与
  Ⅱ 2006年法(統一代理権法)
  Ⅲ 持続的代理権の法定書式(2006年法)
 第3節 持続的代理権の関連判例
  Ⅰ 持続的代理権についての判例
  Ⅱ 成年後見制度と持続的代理権の関係
 第4節 医療代理人(health care proxy)
結びに代えて
  Ⅰ かけがえのないものと代理関係
  Ⅱ アメリカ代理法の本質
  Ⅲ わが国における課題
【事項・人名索引(和文・欧文)・判例索引】