働く発達障害の人のキャリアアップに必要な50のこと

●働く力を伸ばしたい!

著者 石井 京子
池嶋 貫二
榎本 哲
林 哲也
出版年月日 2018/11/19
ISBN 978-4-335-65184-7
Cコード 1011
判型・ページ数 A5 並製 ・ 192ページ
定価 1,980円(本体1,800円+税)
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内容紹介
目次
発達障害者支援法や障害者雇用促進法など、社会的な後押しもあり、現在、発達障害の人が活躍する職場は増加傾向にあります。就職の次のステップは、就労定着です。障害特性から、先の見通しを立てづらい当事者にとって、もっと責任ある立場なりたい、職場の一員として信頼され、もっと仕事を任されたいと思っても、ビジネスパーソンとしての成長を図ることは難しいことです。
本書では、当事者の障害特性を考慮したうえで、キャリアアップに必要な知識、マナー、スキルを具体的に解説。発達障害の人のキャリアデザインを、当事者のみなさんと一緒に考える一冊です。
第1章 働くために必要な基礎知識
  ・学校では教えてくれないこと
  ・自分のペースで過ごせない
  ・オフィスレイアウトを知る
  ・働くスタイル
  ・仕事で求められること―主体性
  ・誰も教えてくれないこと
    ―職場の常識、周囲とのコミュニケーション
  ・仕事ができる人の習慣
  ・仕事に向かう姿勢
 ◎コラム 発達障害のある人のキャリアデザイン

第2章 脳機能と発達障害
  ・思考について
  ・想像力について
  ・認知の特性について
  ・行動について
  ・器用さについて
  ・社会性について
  ・発達障害のある人がいきいきと働くには
 ◎コラム 発達障害のある人が働くうえでの工夫

第3章 働き始めてからの課題
  ・雇用促進から職場定着へ
  ・想像と違った実際の仕事
  ・待つことも仕事
  ・できる仕事/できない仕事
  ・本音と建前に悩む
  ・障害情報の引継ぎ
  ・悩ましい管理職への道
  ・人事評価が受け入れられない
  ・保護者の過干渉
  ・仕事の上手な教わり方
  ・職場では当たり前の曖昧な言葉
  ・合理的配慮の課題
  ・咄嗟の対応が求められる
  ・ばらつきのある職場の障害理解
  ・職場で垣間見るさまざまな障害特性
 ◎コラム 「リアルタイム自己理解」のススメ

第4章 キャリアアップ創出プロジェクト
  ・自分のことがわからないままでの自立の難しさ
  ・就業定着からキャリアアップへ
  ・キャリアアップ創出プロジェクトの概要
  ・自分の伝え方
  ・ビジネスに必要な「言葉にする力」を学ぶ
  ・ビジネススキル基礎講座を振り返って
  ・障害特性を活かして働く
  ・プロジェクトを補完するアプローチ
 ◎コラム 「合理的配慮」のある共生社会を目指して

第5章 発達障害のある人が活躍する未来
  ・働く発達障害のある人のキャリアアップのために
  ・プロジェクトが目指すもの
  ・安定したパフォーマンス
  ・自分を成長させるには
  ・ビジネスパーソンとして成長するには
  ・知識は得るだけではなく活かすもの
  ・世の中の本質をつかむトレーニング
  ・自分がどのようになりたいか
  ・根回し
  ・ネットワークを作っておこう
  ・支援者の存在
  ・企業経験者による適切な支援
    ―必要なのはプロボノ?
  ・発達障害のある人を支えるための効果的な方策
  ・発達障害を理解する人材を増やすために
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