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法多元主義交錯する国家法と非国家法

法哲学叢書[第Ⅱ期] 1

法多元主義

浅野 有紀

ジャンル 法律 > 憲法 > 憲法一般
法律 > 法哲学 > 法哲学一般
法律 > 法哲学 > ●法哲学叢書
人文・社会 > 哲学・思想・倫理
判型・ページ数 A5 上製 180ページ
定価 本体3,600円+税
発行日 2018年11月刊
ISBN 978-4-335-30096-7
Cコード 3332
在庫 在庫あり
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内容説明

現代社会における法のあり方をラディカルに問う法哲学叢書、第Ⅱ期スタート!


 今、私たちが生きる世界では、グローバル化によって国境を越えた人々の活動が拡がり、その活動を支えるべきルールの形成や制度化が、国家の手では実効的になされ得ず、国家ではない集団や組織の手による非国家法が形成・拡大し、国家法と併存しています。その状況において生じる問題を論じる法理論である「法多元主義」は、現在のグローバル化時代には、欠かせない視点であることが、本書では明らかになります。
 法実証主義の現代的展開として法多元主義を位置づけるとともに、社会保障と自衛官合祀訴訟という個別の題材、さらに、組織論にもアプローチ。グローバル化がもたらす国家法と非国家法が交錯する世界を読み解く法理論。法多元主義からの光で違う世界が見えてきます。

目次

第1章 法多元主義概論
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ なぜ「法多元主義」か
 Ⅲ 法多元主義における「法」
 Ⅳ 法多元主義における「多元性」
 Ⅴ 法多元主義における記述と規範
 Ⅵ おわりに

第2章 法多元主義における法の一次ルール・二次ルール・三次ルール
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ フォン・ダニエルズによる一次ルールと二次ルールの再構成と三次ルール
 Ⅲ コットレルの法多元主義論
 Ⅳ ミヘールズの三次ルール
 Ⅴ 考察

第3章 福祉国家の変容と法多元主義の試論
 Ⅰ はじめに―問題の設定
 Ⅱ 福祉国家の発展における経済・政治・法
 Ⅲ 日本型福祉国家の発展における経済・政治・法
 Ⅳ 福祉国家の変容における法の役割―法多元主義的視点
 Ⅴ 結語

第4章 法多元主義からみる日本における自治規範の一例
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 山口県護国神社自衛官合祀訴訟の概要
 Ⅲ 最高裁判決
 Ⅳ 三つの異なった見え方
 Ⅴ 法多元主義からみた問題点
 Ⅵ 法多元主義からみた問題解決への示唆

第5章 法多元主義の組織論
 Ⅰ はじめに
 Ⅱ タマナハの組織論
 Ⅲ ローズノーの組織論
 Ⅳ 考察

【参考文献/事項・人名索引】