災害ボランティア

新しい社会へのグループ・ダイナミックス

東日本大震災3.11から3年。 臨在する死者へのまなざし。 実践する〈知〉の覚悟と方法。

著者 渥美 公秀
出版年月日 2014/02/21
ISBN 978-4-335-55162-8
Cコード 1036
判型・ページ数 4-6 並製 ・ 288ページ
定価 1,980円(本体1,800円+税)
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内容紹介
目次

 1995年の阪神・淡路大震災から始まった災害ボランティア活動は、2004年の新潟県中越地震などを経て日本社会に定着した。そして、2011年の東日本大震災に遭遇した。
 その災害ボランティアの初動が、東日本大震災では遅れた。参加しようとする声を遮るように醸し出された「自粛ムード」がその原因だった。東北の被災地では、多くの人が苦しみ、深い悲しみの中で救援を求めていた。
 なぜ、こんなことが起こってしまったのか? 本書はその原因を突きとめようとする。何とかして、災害ボランティアを巡る諸問題を解消し、被災者の傍にいて、被災者に寄り添う姿を取り戻したい。そしてその先に、災害ボランティアが拓く新しい社会を構想する。本書は実践と学問のみごとな達成。

第一章 東日本大震災と災害ボランティア
第二章 災害ボランティア研究
第三章 災害ボランティアの二〇年
第四章 救援活動と災害ボランティア
第五章 復興支援活動と災害ボランティア
第六章 地域防災活動と災害ボランティア
第七章 災害ボランティアが拓く新しい社会
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