使う使える臨床心理学

「心の痛み」の解消に向けて臨床心理学に出来ること。たくさんあります。

著者 岡島 義 編著
金井 嘉宏 編著
出版年月日 2020/03/05
ISBN 978-4-335-65187-8
Cコード 1047
判型・ページ数 A5 並製 ・ 320ページ
定価 2,750円(本体2,500円+税)
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内容紹介
目次

 ヒトは「嫌なところを治したい」と願うもの。でも、長所も短所もそのすべてが、あなたがあなたである証なのです。
 本書を通して、年齢の変化とともに生じうる悩みやつらさを理解し、あなたの新たな一面にたくさん気づき、自己理解を深めていただけることを願っています。
 それが、自分と他者への思いやりにつながるとともに、あなたの人生を豊かなものにする一助となるでしょう。

▼もしもコラム
心理カウンセラーになりたいと思ったら/ADHD児が通常学級に入ったら/心療内科でパニック症・うつ病と診断されたら/母親がアルツハイマー型認知症になったら……
▼附録1 「もしも」こんなことがあったら……
悩んだときに「相談できる場所」を収録
▼附録2 「知りたい」言葉が出てきたときに……
「臨床心理学基本用語集」を収録
プロローグ──あなたのことを一番に理解してくれている人は誰ですか?

第Ⅰ部 臨床心理学とカウンセラーについて紹介します
 第1章 臨床心理学ってなに?─科学者であり実践家であるということ
 第2章 カウンセラーの専門性―三種の神器と4つの神スキル
 附録 相談できる場所に行くまでに何かすることはある?

第Ⅱ部 未成年の頃までに直面しうること
 第3章 ライフスタイルの形成─“自分”の形成と“周り”との関係
 第4章 神経発達障害(ADHD,ASD,LD)─個性は天からの授かり物
 第5章 子どもの不安症,うつ病─目立たないけど苦しんでいる子どもを救いたい
 第6章 統合失調症─幻覚や妄想ではなく“人”をみられるように
 附録 未成年やその周りの人が相談できる場所

第Ⅲ部大人になってから直面しうること
 第7章 ライフサイクルの変化─私たちは,年齢に応じて変わりゆく環境・役割・関係性に伴って成長・成熟し続ける
 第8章 大人の神経発達障害(ADHD,ASD,LD)─自分の特徴を知り,活かす
 第9章 不安症,うつ病─不安とうつを乗り越えて充実した人生を歩む方法
 第10章 依存(薬物,ギャンブル,ネットなど),性犯罪─やめたくてもやめられない病
 第11章 働き世代が抱える睡眠の問題と健康リスク─睡眠負債に負けない習慣づくりの提案
 附録 大人やその周りの人が相談できる場所

第Ⅳ部 高齢になってから直面しうること
 第12章 ライフサイクルの変化(高齢期編)─「老いる」とはどういうことか
 第13章 認知症,介護─親が認知症になったらどうなる?どうする?
 第14章 高齢期のうつ病を招く睡眠障害の特徴─シニア世代の睡眠を守る認知行動療法という処方箋
 附録 高齢者やその周りの人が相談できる場所

エピローグ─ ICHIRO と心理学
臨床心理学基本用語集
引用参考文献

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