こども六法の使い方

「いじめは犯罪だからダメ!」と言う前に、子どもと一緒に考えてほしいこと

フォーマット
書籍 電子書籍
著者 山崎 聡一郎
伊藤ハムスター イラスト
出版年月日 2021/09/01
ISBN 978-4-335-55205-2
Cコード 1036
判型・ページ数 4-6 並製 ・ 256ページ
定価 1,430円(本体1,300円+税)
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内容紹介
目次

 2019年8月に刊行された『こども六法』。いじめが犯罪行為であることを子どもたちに知ってほしい、という著者の願いは、予想をはるかに超える支持を得ました。
 けれど、「いじめは犯罪!だからダメ」と子どもに教えるだけでは、いじめを防止する効果はない、と著者は断言します。いじめをなくすためには、なぜ法律があるのか、法律と道徳はどこが違うのか、刑罰はなんのために科されるのか、といった法律の根底にある精神を理解したうえで、お互いにルールを守り、相手を尊重する気持ちを育てていくことが必要なのです。
 本書は、社会問題になっている話題について、ユーモアや皮肉も交えながら法律特有の考え方を紹介し、多様な人たちが共存できる社会のあり方を考えていきます。ぜひ、お子さんと一緒に考え、話し合ってみてください。
 法律のセンスを身につけると、ニュースの見方も深まります。
 『こども六法』を親子で楽しく読むためにもおすすめです!

[こども六法プロジェクトの応援者によるコラムを掲載!]
コラム執筆者(五十音順)
池上彰(ジャーナリスト)、尾木直樹(教育評論家)、小森美登里(NPO法人ジェントルハートプロジェクト理事)、下村健一(令和メディア研究所主宰)、内藤朝雄(社会学者)、信田さよ子(公認心理師、原宿カウンセリングセンター顧問)、真下麻里子(弁護士、NPO法人ストップいじめ!ナビ理事)
第1章 いじめ問題に法教育が「使える」理由
第2章 なぜ道徳だけでは不十分なのか
第3章 なぜ粒あん派はこしあん派を尊重すべきなのか
第4章 義務を果たさない者に権利はないのか
第5章 法律は自由の敵なのか
第6章 なぜ子どもは校則を守らないのか
第7章 『こども六法』はいじめ問題に何ができるのか
第8章 なぜ人のせいにする大人に育つのか
第9章 被害経験者だからこそ気をつけたいこと
第10章 誰もが夢を叫べる世の中に
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