AI・データ倫理の教科書

社会で受け入れられるAIの作り方を徹底分析!

フォーマット
書籍 電子書籍
著者 福岡 真之介
出版年月日 2022/06/14
ISBN 978-4-335-35905-7
Cコード 1032
判型・ページ数 4-6 並製 ・ 364ページ
定価 2,860円(本体2,600円+税)
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内容紹介
目次

 リクナビ事件、Yahoo!スコア事件、破産者マップ事件、AIチャットボットや顔認識技術――。
 深層学習などのAI技術の発展により、AIが社会の様々な場面で用いられるようになりました。同時に、AIの普及に伴って社会問題が生じ、AIを使った製品・サービスに対して、法律には違反しないものの、倫理的に問題があるとして、社会から厳しい批判がされるケースも増えています。
 これらの問題に対応するため、日本や諸外国の政府や民間団体は活発な議論を行い、AI倫理原則を定めています。
 本書ではこれらのAI倫理原則を体系化して、AIとデータに関する倫理(AI倫理)の基本的な考え方と実際の事例を整理します。実際の失敗事例を数多く検討することで、同じような失敗を避けることにもつながります。
 ソニー、日本マイクロソフト、メルカリ、富士通の担当者の方による取組みの紹介など、AIを使った製品・サービスを社会に提供する企業の方も必読です。



訂正表を公開しました(2022年9月28日更新)
第1章 倫理の判断枠組み
 Ⅰ はじめに/Ⅱ 倫理とは何か/Ⅲ 倫理についての判断枠組み
第2章 各国のAI倫理原則
 Ⅰ はじめに/Ⅱ AI倫理原則の世界的動向/Ⅲ AI倫理原則に見られる共通点
第3章 AI・データ倫理が問題となった事例
 Ⅰ はじめに/Ⅱ 人間の尊重/Ⅲ 公平性/Ⅳ プライバシーの尊重/Ⅴ アカウンタビリティ/Ⅵ 透明性/Ⅶ 人間の判断の関与/Ⅷ 安全性・セキュリティ/Ⅸ 多様性・包摂性の確保/Ⅹ サスティナビリティ(持続可能性)/ⅩⅠ まとめ
第4章 AI倫理に対する企業の取組み
 Ⅰ AI倫理に関するソニーの取組み(ソニーグループ株式会社 法務部 法務グループ 有坂陽子)
 Ⅱ マイクロソフトの責任あるAIの取組み(日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員 政策渉外・法務本部 副本部長 弁護士 舟山聡)
 Ⅲ メルカリの取組み(株式会社メルカリ 会長室 政策企画 松橋智美)
 Ⅳ 富士通におけるAIガバナンス(富士通株式会社 AI倫理ガバナンス室長 荒堀淳一)
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